造礁サンゴ(ぞうしょうさんご)とは {旅行・サンゴ礁・テレビ}

サンゴ礁を形成するサンゴのことである。

石灰質の大規模な骨格を形成する。造礁サンゴというのは、分類上の名前ではなく、サンゴ礁の形成にかかわるサンゴをまとめて呼ぶものである。

刺胞動物のうち、定着性で、骨格を発達させるものを広い意味でサンゴという。

骨格には、石灰質や骨質など、その成分にも違いがある。

このうち、石灰質の固まった骨格を持ち、ある程度以上の大きさの骨格に成長し、しかもその成長の早いものを造礁サンゴという。

造礁サンゴと言われるサンゴは、いくつもの分類群にまたがっているが、最も重要なのは花虫綱六放サンゴ亜綱イシサンゴ目に属するものであり、造礁サンゴの大部分を占め、世界で約800種が現存する。

他に、ヒドロ虫綱ヒドロサンゴ目のアナサンゴモドキ、六放サンゴ亜綱根生目のクダサンゴなども造礁サンゴである。

いずれの造礁サンゴも、体内に褐虫藻という藻類を共生させている。造礁サンゴはすべて刺胞動物なので、基本的には共通の性質が多くある。

サンゴの体はポリプといわれ、イソギンチャクを簡単にしたような姿をしている。

イシサンゴ類では、触手は口の周囲にならぶ。触手ははじめ八本あり、成長に連れて倍増する。

体は円筒形をしている。体内には体を仕切るように放射状に隔膜が入り込んでいる。

隔膜の数は始めからある一次隔膜が八枚、その隙間に二次隔膜がはいる。

このような構造は、骨格にも隔壁の形で反映される。
update:2010年01月28日